パソコンをよく使われていて肩こりがあるとおっしゃる方のよくあるパターンとして、手背筋が硬くなっていることがよくあります。
人間の手は屈筋群が優位になるよう構成されているので(ものを掴むなどですね)、手を反り気味で使うパソコンなどの作業はその逆の動きになってしまいますね。
手首の可動域、特に尺骨−手根骨間の硬さがある方はそこを変えていくと、それだけで肩こりが解消されます。ご自身でもできる簡単な方法が3種類程ありますので、当てはまるものを覚えていただいてセルフケアをしていただいています。
この性質の逆利用で、バレーボールのブロックの際に、大きく手を広げるだけで肩がロックし後ろにもっていかれにくくなります。意識するところを少し変えるだけで、身体の使いやすさが変わってきます。