身体の痛みや不具合をストレッチでとる方法があります。しかし、これにはいくつか注意点があり、正しい方法で行っていかなければいけません。
例えば、「腰痛体操」と称されるものがあるとします。でも、これをやっても腰痛が変わらないという方がいらっしゃいます。中にはかえって痛くなったというケースも。
なぜこのようなことが起きるかというと、これらの体操は万能ではないということです。人の身体は千差万別。原因となっているものが違うので、当てはまらなければ効果がないばかりか逆に痛めてしまうこともあります。
基本的には、その方の苦手な動きに鍵があり、その部分の可動域を確保すれば良くなっていくのですが、無理してしまうと筋肉の緊張を増大させて痛みを増すことさえあります。
正しい種目の選択、適度な圧、左右差の矯正などを的確に行えばすばらしい効果を発揮します。自分の身体は自分でメンテナンスできるのが一番ですね。当院では、ご自身のセルフメンテナンスを推奨してサポートさせていただいております。