腰痛といっても色々な痛みがあります。反ると痛い、曲げると痛い、捻ると痛い、何もしなくても痛い・・・。たとえ、この複数が当てはまって同じ場所に痛みを感じたとしても、原因が違うことがあります。
よくある腰痛の悩みとして、靴下をはくときに痛くて…というのがあります。この時は、大概前曲げが痛く、しゃがむ動作も辛いことが多いのですが、殆どがお腹の筋肉が絡むエラーです。
「え!?お腹の筋肉が??」と思われるかもしれませんが、腰骨(上前腸骨稜)の少し上辺りを触るとかた~くなっていることが多いです。この周囲の筋肉が軟らかくなるような手立て(筋肉の緩解や伸ばし)を施して緊張を緩めると曲がりやすくなり、靴下を履く動作も楽になってきます。
これは、お辞儀をしたり、足を上げたりする動作でお腹の筋肉群が使われるからです。ただ、お腹周囲の筋肉を固くする要因は、動作だけではなく早食いとか大食いなどの食生活も絡んできますので、該当することがある場合は、それも改善していかなくてはいけません。