筋肉は層を作って時には平面上同じ箇所でも走行が違う部分もあり、そのために繊細な動きが可能となっています。
例えば、「ボールを投げると肩の前が痛い」という場合、場所の特定も大事ですが、痛みを感じる部分の「深さ」も改善していくための重要な情報になります。
前述の通り、筋肉は走行が様々なので痛む部位の深さによって、アプローチの際の動かす方向が違い、たったそのことだけで改善度が大きく変わるばかりか、痛みを増強させてしまう恐れもあるのです。
大まかなポイントとしては、必要な深さに圧を加え、ほんの少しずらします。この時に痛い動作をして痛みがなくなるか弱くなるかすれば正解です。その圧のまま関節を動かしていけば、痛みや不快感のレベルが落ちていきます。
ですので、どの場所が痛い+どれくらいの深さの部分が痛い+どの動きで痛い?で痛みの特定をしていきます。