膝痛は多くの方が抱える疾患の1つです。僕もオスグッドで小学校の時に痛めてから半月板損傷の手術に至るまで長い付き合いとなっていました。今は疲れが溜まったとき以外は感じることがなく、ランニングも行っております。
膝痛でレントゲン撮影をすると、「軟骨がすり減っている」とか「変形している」などが発見され、それはもう元に戻らないから痛みとは付き合っていくしかないなどの助言をされることもしばしばあります。
しかし、本当にそれだけが痛みを出している原因でしょうか?画像を見せられると納得をせざるを得ないという感じになるのでしょうが、そういわれたクライアントさんの痛みは施術とご本人の取り組みで確実に改善されています。
長い時間をかけて傷めてしまったものは、完全回復までとなるとそれなりの時間になってしまいますが、ご自身の取り組みで(何度もご来院いただかなくても)改善されますし、そういった強い症状の方でも1回目から「少し楽になった!」とか「曲がるようになった!」ということを体験していただいております。
例えば、「膝を曲げるのが痛い」という方は、仰向けになって曲げても同じように痛いかどうかを確認してみてください。中には結構曲がる方もいて、そういう方は膝そのものに原因はありません。(ということは膝に着目して治療をしていても変わるはずがありません)。立った姿勢で曲げるのと寝た姿勢で曲げるのとでは、使われる筋肉が違ってきます。そこからも大きなヒントももらえるのです。
年齢だからとか軟骨が…などと診断されても諦めないでください。ご自身のお身体の中に必ず良くなるポイントがあります。そして、そこが解決されれば痛みから解放される未来が待っています。