施術をさせていただくと、その部分は良くなったけど、別の所が痛くなったということがしばしばあります。これは決して痛みが増えたわけではありません。(なので安心してくださいと以下のようにお話ししますし、その部分の痛みも改善していきます)。
原因は大きく2パターンあります。
①認知の順番・・・一番気になっていたところが解消されたので、次に悪い所を身体が知らせる。
②筋肉の緊張具合が変わった・・・筋肉の硬結により、引っ張られたり、滑走性(筋肉同士の滑り込み)が悪くなったりしていた部分が変化したために抵抗がかかる場所が変わった。
この痛みの原因はどこから?と探りたくなるのが心情ですが、多くの場合、身体全体の状態が良くないから代表してある部分が(例えば腰)痛みを訴えているんですよ。ということが圧倒的に多いです。
どうしてもやりがちなのは、「これくらいは大丈夫だろう」と放置してしまうこと。身体に違和感が出てきたら、ご自分の体と真摯に向かい合い、積極的にケアをすることをお勧めします。
当院では、その方に合ったケア方法をお伝えして覚えていただくことがベストだと考えています。