暑い時期、「シャワーだけ」という方をしばしばお見受けします。しかし、お風呂の効果は「汚れを落とす」以外に「温まる」だけではなく、「血液循環を促し、疲労回復を促進する」効果があることが重視されていないように思います。
台風などの際、頭痛など体調不良を感じられる方が増えるのは、気圧が下がるためです。空気が私たちの身体をある圧力をかけて押しているのですが、中々感じにくいですよね。台風などの低気圧の際はこの押す力が弱くなり身体が膨張してしまいます。
高気圧の時はこの押す力が強いので身体が締まる傾向になるわけなのですが、お風呂に浸かると「水圧」によって身体が締まる効果が出てきます。これによって血液循環が促され、疲労物質の排除などの効果が生じて疲労回復につながっていきます。
ぬるい温度で構いません。夏でもお風呂に浸かる習慣は大切だと思います。青春時代を過ごした岩手県には座敷童で有名な金田一温泉に『低温湯』なるものがあってとても気持ちよく入らせて頂いた思い出があります。
健康とお風呂の関係は見逃せませんね。