腕の肘から先(前腕)と足の膝より下(下腿)は同じような構造です。2本の骨があってその間を骨間膜(こつかんまく)が満たしています。
骨間膜はこの箇所でしか存在しない組織なんですが、骨でもなく筋肉でもなく絶妙な構造なんですね。
手首が痛い、足首が痛いなどの不調がある時、多くの場合この部分が硬くなっており、ある特定の箇所を操作すると、その痛みが軽減されていきます。特にパソコンをよく使う方は、手首の伸筋側の痛みが出やすく、これが改善ポイントだったりします。
昨日も手首の症状の方にこのことをお伝えし、ご自身で痛みを消失させる方法を体得していただきました。