肩、首、上腕部の痛みや投げると痛みが出る症状に対して、殆どの場合に効果があるのがこの棘上筋への施術です。
インナーマッスルの1つで、手を横に上げる時に三角筋というアウターマッスルの強い筋肉を補助する働きをします。
筋肉の勉強をしていてよく思うのですが、目立つ強い筋肉よりもこのような一見あまり大きな作用を及ぼさないように感じる筋肉が痛みの緩和のキーになることが多いです。(捻挫の施術の第三腓骨筋なんかもそのような感じです)。
下図では、右は僧帽筋が巻いている通常の形で、左が一番外側の僧帽筋を除去した図です。奥の筋肉なので、直接触ることはできませんが、奥の方に影響があるように深くまで指を入れて、外側にもっていくとその周囲の感じが変わってきます。
体の状態は十人十色なので、100%はありえないのですが、多くの方でこの施術が効果が出ています。