当院では、「痛い箇所」を触らずに痛みを改善するパターンが殆どで、そのために「なんで?」と不思議がられることが多いのですが、これは『筋肉の痛み』にある性質があるからです。
筋肉は皮膚と異なり、外界から損傷を受けることが少ないことから、身体にとっては緊急性が低く、曖昧な痛みとしてしかとらえられないからです。(よくわかる痛み・鎮痛の基本としくみ:秀和システム より引用)
ですので、例えば、損傷個所が上腕三頭筋だったとしても、「肩が痛い」と認識しているために肩をいくら揉んでもよくならないということが起こります。
身体を痛めるパターンは、普段の仕事や生活習慣で、慢性的に行う動作が原因となることが多いので、ご自身で『痛みの取り方』をマスターしていただければ、同じ部位の痛みであればセルフケアで改善していくことが可能になります。
当院では、ご自身の身体は自分でなおしていくことを最終目標としてお伝えしています。