腕立て伏せ、ベンチプレス、懸垂・・・筋トレをすると筋肉に痛みを感じます。こうした強い運動では、無酸素状態になってしまうため、運動量に対する酸素供給が追い付かず、乳酸が蓄積されるからです。
乳酸はCH₃CH(OH)COO⁻とH⁺に電離して、このH⁺(水素イオン)が痛みの受容体を活性化して痛みになります。
乳酸が溜まると動けなくなると、乳酸が運動において悪者のように扱われていたこともありましたが、決してそういうわけではなく、身体の自然現象で、酸素が供給されれば解決するので、血液循環を促すような方法を取れば解決していきます。ですので、整体施術や入浴などが効果を発揮するんですね。