普段何気ない動作が身体の状態を左右しています。
クライアントさんからのご質問の中に「椅子に座っている時の足組みはダメですかね？」というのがありますが、長い時間同じ形はやはりNGだと思います。しかし、「やらないようにする」は、精神的に苦痛にもなると思いますので、たまには足の上下を代えればいいんじゃないかなというのが答えになります。
また、お子さんを連れて来てくださった何気なく横座りをされていらっしゃるお母さんに「逆の方に足を出すとやりにくいですかね？」とお話しすると、大概「やりにくいです」と返ってきます。実はここにも身体を良くするヒントがあって、たまにはやりにくい方向で横座りすることも身体を整えることになります。
あぐらも殆どの方が組み方が決まっています。いつも前に来る足を手前にして、「安坐」の状態を作って、前曲げの体操をするのもとてもいいですよ！
どうしても身体を一方通行に使いがちです。それを変えるだけでも、痛みの回避などに繋がっていきますので、是非ご参考ください。