野球部の子が腰痛でご来院されました。
ただ、一目見て肩も悪いことが分かります。肩は痛くないの?と聞くと、「えっ⁈、大丈夫です」との返答。しかし、ボールを握ってもらうと、いつも投げているはずなのに、利き手の握りの方が弱いことが判明。本人もびっくりしていました。
これは良くあることなんですが、筋力がないのではなく、脳神経的な問題で、筋出力がマックスまで出せていない状態です。こういう状態でプレーしているから痛い所が出てしまうとも言えますし、そもそも、これでは持っている力を十分に発揮できません。
腰痛の施術とともに、しっかりとボールを握れるように調整をしたところ、大変に喜んでいただけました。
せっかくがんばっているので、できる限りのパフォーマンスを出してもらいたいですね。