6月に入り、中学生は最後の中体連の月ですので、練習も最後の追い込みとがんばるチームが殆どだと思います。競技の種目問わず、痛みを訴えてご来院される学生さんが増えてきました。
特に初診の方は柔軟性、左右差、筋出力、軸の安定などの検査を行うのですが、痛む箇所以外にも動きが悪かったり、出力が低下したりしていることが発見され、びっくりされます。そもそもの話ですが、こんなに動きが悪いor出力が低下しているのに無理して使っているから、痛くなるの当たり前だよね。ということになります。
そのような状態でいくら練習をがんばっても、根性はつくかもしれませんが、パフォーマンスは伸びていきません。また、よくある話ですが、せっかく鍛えてもケアが追い付いていなくて、翌日に疲れを残しているために練習量のわりにプレーが思うように上達しないということが起こるわけです。
当院では、柔軟性、左右差、筋出力、軸の安定などの改善もアフターで確認するのでそういった話が腑に落ちてもらえるようで、練習だけではなく、セルフケアや食事の面も気を遣って取り組んでいただけるようになります。
子どもは素直ですので、大人がしっかりと正しいものを伝えていかないといけないですね。