体内には生体内酵素が生まれた時から存在しています。活性酸素の除去など、身体を健康に保つために重要な働きをしています。
酵素はまず食べたものを消化するために使われます。消化酵素ですね。そして、余った酵素が代謝酵素として、身体の修復などに使われて元気な身体を保っているわけです。
ただ、この酵素は年齢とともに減少していきます。その例としては、夏に日に焼けても子どものうちはこの季節には引いてきますが、大人になると引かないばかりかシミとなって残ってしまうこともあります。活性酸素を除去できないからですね。
そこで、食べ物から酵素を摂るという発想が必要になってきます。秋刀魚が美味しい時期ですが、ここに大根おろしをつけるのは、消化を助けて、体内酵素をできる限り使わないようにするすごい知恵なんですね。
酵素は生のもので、しかもできる限りフレッシュなものをすりおろして食べるのが一番良いそうです。
酵素を多く含む食べ物としては、大根の他、カブや山芋、パイナップル、パパイヤ、梨、いちじくなどがあります。熟すのに酵素を使うので、少し酸っぱくても酵素を摂るという目的なら熟す前のものを食べることが良いとされています。
若返りの食べ物とも言え、私もたまに酵素ジュースを作るなどして、意識して取り入れています。