デスクワークの方の腰痛で多く見られるのは、何となく腰に違和感があったけど、ちょっとした動作で急に強い痛みになった。とご来院されるケースです。
そして、多くの場合、お腹の筋肉が硬くなっていて、側腹もしくは腹筋群、腸腰筋に対するアプローチを行うと症状が緩和します。
インナーマッスルの腸腰筋はお辞儀の動作や足を上げる時に働きます。筋肉が硬化してうまく働かない時は背面の筋肉が「伸長性収縮」を行って動作を助けます。この無理な使い方が腰痛を引き起こします。
徐々に負担が増えていって、閾値を超えてしまうと強い痛みとして認識し、その後もその状態が継続されます。
座っている時間が長いと、お腹の筋肉群はずっと縮んでいて、背中側の筋肉群は伸ばされっぱなしです。授業が約50分であるように、1時間に1回位は立って歩いたり屈伸したりすることが腰痛の予防になります。
座ることだけでなく、長い時間同じ姿勢を取らないことが大事です。
明日からは10月。年度で考えればちょうど半分。体調万全にして、秋を楽しみましょう!