腰痛、特に靴下を履けないほどの腰痛、曲げるのが辛い腰痛の際には必ずと言って良いほど関係している筋肉です。
肉の部位でいうと「ヒレ」です。ヒレ肉というと柔らかい細い肉を想像しますが、二足歩行をする我々は四足歩行の動物とはこの部分の使い方が大きく異なります。
大腰筋では、足を上げたり、腰を曲げたりするときに収縮して動きを助けます。しかし、ここが硬くなると背面で無理な力をかけてしまうので、腰部に強い痛みが発生してしまいます。
大腰筋(連携している腸骨筋もですが)を元の柔軟性のある状態に戻すことができるとこの痛みは消えていきます。腰痛が長引いてなかなか強い痛みが取れないなどの症状の方は、痛みを感じている部分とは別のこのようなところにも注意をしていかなくてはいけません。